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VAGUE KOBE
長谷川まみ
Mami Hasegawa
純銀の装身具と小さな道具たち
2024.1.24 - 02.24
Open:12:00 - 18:00

尾張徳川家御用達の鍔師から始まり、明治時代から続くお茶道具の鍛金仕事を生業としてきた長谷川一望斎に嫁ぎ、
早い時期からそのモダンなセンスで金工界に影響を与えた長谷川まみ。
現代の金工ブームの先駆けともいえるその仕事ぶりは、一望斎の古典的な仕事を影から支え続けたその献身に裏打ちされている。
長谷川まみは茶道具にとどまらない。
南鐐と呼ばれる良質な純銀や真鍮、銅を用い作られる装身具や小さな道具たちは、美しい佇まいで私たちを魅了する。
「手が早い」と本人は称するが、軽快なテンポで打ち出される作品は、言葉を変えれば長年の熟練の技を持つ金工家だからできること。
華奢な身体とは裏腹、ゴツゴツした大きな手からは職人としての歴史を感じる。
30年近くの御縁のその作品からは、やはりそんな手の仕事、淀みのない洗練を感じる。
今回、VAGUE KOBEにて装身具と小さな道具たちを紹介できるのが楽しみである。
TERUHIRO YANAGIHARA STUDIOによるフレグランスブランド「LICHEN」の新しいお香に合わせて、いくつか香立ても登場する。
自然光が美しい空間で、しばしその世界に身を浸してご覧いただけたなら幸いである。
Gallery NAO MASAKI
正木なお












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