小雪を迎え、だんだんと冬の訪れを感じる季節になりました。弊ギャラリー所属作家、ハシグチリンタロウの個展開催のお知らせです。
京都の蔦屋書店エキシビションスペースで開催される本展では、ハシグチリンタロウが「書くこととは一体何なのか」を追求・思索しながら制作した作品群を展示します。今回新作として制作され、メインビジュアルにも取り上げられている「telephonix」は、「空気を伝う音声が文字として視覚的な形を持ち、遥かな時空を流転して読まれることで再び音声として蘇ることの不思議さ」から着想した造語を、ハシグチリンタロウのスタイルで大胆に描いた大作です。そのほか、現代の文字が1000年後の未来にどのように伝わるのかを空想しながら制作した「謎の本」の断片や、その本に登場する謎のキャラクター「MADDRUNKER」、文字の起源を空想したシリーズ「tama SEE Nation」なども展示します。
「文字」がうまれる前の、かつて情報の伝達に使われていた「記号」や、言葉の起源を探ろうと試みた作品群をぜひご覧ください。
しるしの黎明 -dawn of sign-
会期|2024年12月6日(金)~12月25日(水)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース ※12月7日(土)15:00よりレセプションを予定。(どなたでも参加可能)
主催|京都 蔦屋書店
協力|Gallery NAO MASAKI
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)
蔦屋書店 京都
京都の中心部に位置する京都 蔦屋書店は、本、文具、展示会、パフォーマンス、イベント、などが同時に融合する新しい書店。世界中から選び抜かれた約6万冊の書籍が並ぶ店内では、本を通じた新しい知との出会いの創出を目指す。また、生活のあらゆるシーンにアートを取り入れられる文具・工芸品も取り揃える。さらに、集中して作業ができる1人席、複数人でのミーティングやプライベートな集まりに使える個室、お買い物やお仕事の合間にくつろぐことができるカフェ席など、合計約120席のカフェ&ワークスペース「SHARE LOUNGE」も併設されている。
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