vol.32
光島 和子 Kazuko Mitsushima
in & on
2011.3.26-4.10
3月11日の震災以降、多くの人々が心を痛め、何か行動をしなければという気持ちでいることと思います。
日々の一つ一つの選択や歩みが本当に大切なのだとあらためて感じています。
小さな一歩ですが、以下の内容をお伝えしたいと思います。
①今展覧会中での売上金の一部を東北関東大震災被災者支援の活動を行っているNPO法人及び団体に寄付します。詳細は後日会場にてお知らせします。
②毎日の原発関連のニュースに不安と疑問を抱いている方も多いことと思います。
日本YWCAでは、新潟の柏崎・刈羽原発、静岡の浜岡原発についての即時運転停止を求める緊急運動の呼びかけをしています。
詳しくは日本YWCAのホームページを参照してください。(※ 英字文面も有り)
http://www.ywca.or.jp/earthquake.html#koudou
この震災で都市のあり方や生き方の選択そのものが問われています。
首都圏の電力供給の過疎地依存の現状や非常時のパニック状態も完全なるキャパシティーオーバーです。
一挙集中は権力も街づくりも他者をかえりみない構造を作り出します。
心に触れる生き方を選びたいと思う毎日です。
今回の一連の事象を通して気付かされたこと、そして今まで大事に思ってきたこと、一人でも多くの方々にこの仕事を通してメッセージし続けること、共に感じ、学び、進んでいきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
正木なお
光島和子 Kazuko Mitsushima
彫金を学んだ後、シアトルのピルチャックガラススクールなど各地で吹きガラス制作技術を磨き独自のスタイルを確立。
国際ジュエリー展や日本クラフト展などで受賞。コレクションは海外の美術館にも収められている。
国内外で発表を続け3 0 年を経た現在も、独自の感性を高い技術力と表現力で追求し続け、常に第一線で活躍する。
< 近年の主な展覧会>
1995 コンテンポラリージュウリー展 国立近代美術館・東京
1996 デザインコンペティション' 9 6 海南奨励賞
1998 “Jewelry Moves” スコットランド国立美術館・エディンバラ /
New Glass Review 19 コーニングガラス美術館・ニューヨーク
2000 “ SELECTION2000 ” エッセンデザインセンター・ドイツ
2001 “ Contemporary Japanese Jewelry” Crafts Council・ロンドン
2007 “ジュエリーの今・変貌のオブジェ” 国立近代美術館・東京
2008 “Glass Wear” Schmuck Museum・ドイツ
2009 “Glass Wear” Museum of Arts & Design・ニューヨーク 他
< 主な収蔵先> スコットランド国立美術館・エディンバラ 他