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vol.49

Painting/ヴォルフガング ザイエール WOLFGANG SEIERL (1955〜)

2012.9.29-10.28

オーストリアを拠点に制作・発表を続ける美術家、

ウォルフガング・ザイエール氏の2 年ぶり、2 度目の展覧会です。

前回の展覧会ではその類い稀な作品世界で多くの方々を魅了しました。

 

ザイエール氏は、現代クラシック音楽の作曲家としても活躍しており、絵画作品の上でも、美しい旋律の様なバランスと品格のある静かでダイナミックな色彩による抽象表現としての情景が見事に融合し、その才能が奏でられています。

 

精力的な創作活動は留まることを知らず、次々と素晴らしい作品を生み出しており、オーストリア圏内のみならず、ヨーロッパ内外でも滞在制作・発表を続けています。

今回は2010年、アメリ力のネイティブインディアンの地で先住民にインタビューをおこない現地の赤土を使用して制作した印象的な作品群や2012年パリで発表した[Geometry and Colour 幾何学と色]のシリーズも登場します。

 

日本でも2006年より神戸のギャラリー開、名古屋のGallery NAO MASAKIと計3 回の展覧会を行っています。

その素晴らしい世界観を日本で、より多くの方々にご紹介したいという思いから今回、名古屋、神戸の2 つの地にて合同展覧会が実現することになりました。

 

是非この貴重な機会に両ギャラリーに足をお運びいただき、ザイエール氏の類い稀なる感性に触れていただければ幸いです。

 

正木なお

 

Wolfgang Seierl /画家・音楽家・作曲家

1955年、ウィーンに生まれる。ウィーン、ザルツブルグにて絵画、哲学、ギター,音楽学や作曲を学ぶ。画家としてのザイエールは、個展、グループ展をオーストリア、ドイツ、ベルギー、フランスをはじめヨーロッパ各地や、日本、台湾、アメリカにて発表している。またパフォーマンス、コンサートも国内外で多数出演。近年ではコンテンポラリーダンサー岡登志子率いる《アンサンブル・ゾネ》とのコラボレーションも行っている。

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