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vol.57
富山宣子 Noriko Tomiyama
70 paintings
2013.4.27-5.12
春も盛りを過ぎ、草花萌ゆるエネルギーが漂っています。
この春70歳を迎えた画家・富山宣子の3回目となる今展は若さ溢れる折りより、今日に至るまで日々、休むことなく淡々とまっしぐらに描き続けた富山宣子の絵画人生の軌跡である、その日常を切り取った、近作約70点による叙情風景です。
ダイナミックに塗り重ねられることで生まれたテクスチャー、引っ掻きが描いた線、時に繊細に積み重ねられた、その静けさの中に湛えられた情熱。
人生の歩みの中の、美しい季節の変化を思わせる情景を是非ご覧下さい。
正木なお
2013年 春
富山宣子 Noriko Tomiyama
1943 年、三重県松阪市に生まれる。津市の私立中学にて美術教諭と出会い、絵画活動を始める。
80 年代半ばより名古屋、四日市、津、松阪などで個展を開催。
60 歳で最後の個展とするが、それ以降も絵を描き続ける日々。
2008 年 9 月、gallery feel art zero(現Gallery NAO MASAKI) にて「色彩の絵画」、2010 年 10 月「色彩と描線」開催、反響を呼ぶ。
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