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vol.142

堀尾貞治 Sadaharu Horio

[ALIVE_4   堀尾貞治について]

2022.12.10(土) - 12.25(日)

Open : 13:00 - 19:00

Closed : 火曜・水曜

 2018年に80歳を目前に逝去した美術家・堀尾貞治は1960年代半ばから具体美術協会のメンバーとして協会解散まで活動を続けました。

その後も日々の中に芸術を通じて真理を求める堀尾の芸術活動は、1985年頃より生きていく上でなくてはならない、しかし、普段は気づかれることもなくただ存在しつづける「空気」のような「あたりまえのこと」という主題となって、その生を終える前日まで行われました。

2022年6月末より開催された森美術館での同氏の展示は、アーティストのアトリエを再現し、壁面いっぱいに広がるその作品の熱量はご覧になった方々の多くが圧倒され記憶に新しいところです。

 弊ギャラリーでは、堀尾貞治作品を中心に構成した展覧会[ALIVE・生き続ける芸術]を2019年より展開し、4回目となる今回、堀尾貞治氏の個展形式で行います。

 日々生まれ続けたアーティストの痕跡を、ご縁あるアーティストやギャラリーやご家族のご協力のもと、貴重な生き様を掘り起こしながらご紹介できますことを心より嬉しく思います。

ぜひ、アーティストの息吹を間近にご覧いただけましたら幸いです。

 

Gallery NAO MASAKI 正木なお

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堀尾貞治  Sadaharu Horio [1939-2018 ] 

1939年神戸市に生まれる。1965 年具体美術協会会員となり 1972 年解散まで参加。

1985年頃から「あたりまえのこと」という一貫したテーマのもとに年間約 100 回に及ぶ無数の個展、グループ展、パフォーマンスなどを国内外で行う。美術界の巨人。

《主な展覧会》

2002年 堀尾貞治あたりまえのこと ( 芦屋市立美術博物館 )

2005年 横浜トリエンナーレ 、堀尾貞治 + 現場芸術集団「空気」連続 82 日のパフォーマンス

2013年 Gutai: Splendid Playground オープニングパフォーマンス ( グッゲンハイム美術館 /N.Y.)

2014年 堀尾貞治「あたりまえのこと<今>」( BB プラザ美術館 / 神戸 )、

2016年 A Feverish Era in Japanese Art/ BOZAR ( ブリュッセル美術センター / ベルギー・ブリュッセル )

2017年 東アジア文化都市 2017 京都「アジア回廊 現代美術展」堀尾貞治 + 現場芸術集団「空気」( 京都 )

2018 年 個展 (Axel Vervoord Gallery / ベルギー・アントワープ , 香港 )

2018年11月逝去。

2022年「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」( 森美術館/東京)

 

他、個展、グループ展多数

 

《 Gallery NAO MASAKI にて 》

2019年「ALIVE 生き続ける芸術」ハシグチリンタロウ・堀尾貞治   

2020年「ALIVE 」 佐藤貢・堀尾貞治

2022年 「ALIVE」佐藤貢・ハシグチリンタロウ・堀尾貞治 @ART FAIR TOKYO 2022

 

協力:此花ガラン・堀尾昭子・堀尾あや

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